Buho No.218 目次

前部長

'98役員引退挨拶

こんの


98年度部長のこんのです。

着任当初は編集長でさえ名前を知らない上に, そもそも新入部員としての挨拶もしていなかったので, 同学年の人には全体的に知られていないという 謎な状態でした。 その割には上の駒場生にはそこそこ 知られていたような気がしますが。 でもまぁ,なんとか終わって一安心です。

この1年間,様々なことがあったわけですが, 最初はなんといってもHD・MOの盗難でしょう。 まったかさんからItalkで連絡を受けた時, 「あちゃ〜,いきなりそうかい」と思ったのを覚えています。 次の代の人も部の大事な機材を失わないよう, 十分に気を付けて下さい。

さて,今年度の予算ですが, 通常よりも書籍向けに非常に多くとりました。 機材に関しては現在の305にあるものが 例年になく恵まれていたので, 主に親切な駒場TSGerに頼っていた 参考書を自力でそろえようという考えです。 わたるさんの本郷進学に伴い 使える本がごそっと抜けたのが発端ですね(笑)。 今年1年で増えた本が来年度の分科会で使われたり, 各人のスキルアップにつながれば幸いです。

また,根津研閉所に伴う予算の寄付がありましたが, 当時の305の機材状況と利用状況及び電力容量を考えると どうしても購入すべき機材が見つかりませんでした。 同時に,新たに高価な機材を購入しても それを305で使いこなせるあてがなかったのも事実です。 最終的に旧根津研のみなさんのご厚意を 無にしてしまった際も, 非常に失礼な形になってしまいました。 あじさん,TAROさんをはじめとする 方々には非常にご迷惑をおかけしました。 この場を借りてお詫びします。

その後の大きな仕事は新歓の準備でした。 ぼちぼち準備はしていたのですが, 編集長のの身にこれでもかというくらい, いろんな災難が降りかかってきて 部報の編集を全てこなすことが 困難になったことがありました。 残ったメンバー 1 で 部報の仕事を分担し, 最終的な編集をがなんとかやったりして 無事新歓パンフ号は発行できたわけです。 原稿集めをした僕は編集長の仕事を 少し垣間見ることができて, 「 1回やる分には面白いもんだなぁ」と思ったもんです。 締め切り前に原稿が揃うという類い稀な瞬間にも立ち会えましたし。(ぉ

で,サークルオリ当日になるわけですが, 当日は雨。 雨の中305からマシンを運ぶのは辛かったっす。 しかも泊まり込みがないから, 理系日と文系日の2日とも準備・展示・片付けを しないといけなかったりするんだよね。あひ。 さらに台車の確保に失敗したので, ビニールをかぶせて手で運びました。(ぉ

実はサークルオリの時はITLが目の前に陣取るという 恐怖の事態だったのですが,ITLの準備が遅れていて, 初日の理系日に見た目に勝る我らがTSGが ごっそりと人をもってこれたのは幸運でした。 っていうと今の1年生に失礼ですが, サークルオリ前のDirectXプログラマーは かなり悲壮感に明け暮れていたのです。 やっぱりノートパソコンよりは 17インチディスプレイで展示した方が目を引きますからね。 って,さすがにFinal Realityを展示すると shi3z 氏に「ずるいぞ〜」と 言われます。(当たり前

サークルオリで展示したのは 最弱オセロとか占いとか, 駒祭展示作品が主でした。 そして新歓号の部報を配ったりしました。 新入生は入学手続き時にビラが大量に つまった紙袋をもらったと思いますが, あれはゲスプリの予約が遅れたために 柏のコピー屋であわてて片面のみ 大量コピーしたものをつめました。 ゲスプリが使えればもっと安上がりに 両面コピー版を配布できたわけで, 部の予算をもっと大事に使うべきでした。 直前にどたばたして無駄な出費を 増やさないように注意すべきですね。 ただ,このビラが新機軸で, 少数存在した両面版をもらった幸運な人は 分かると思いますが, 表面はサークル紹介を, 裏面に情報棟の使い方をのせました。 とりあえず,これを見れば情報棟で 好きなホームページを見られるよ, ついでにTSGもよろしく,という趣旨だったのですが, はたして効果はあったのやら。

さて,当初の予想を裏切って新歓を無事乗り切って, コンパ委員主催の新歓コンパと あぶらさん主催の裏新歓コンパを経て, 新入生の中で15人くらいの定着メンバーができました。 ほっと一安心。 今年の分科会はTACT主催の 情報棟活用分科会が特に気合いが入っていて, あれでうちのサークルに定着した人も 多かったのではないでしょうか。 分科会後に渋谷とかで 一緒に食事を食べたのもよかったですね。 失礼なことを言わせてもらえば, 駒祭時の1年生の予想以上の結束ぶりは あの分科会が実を結んだとも言えるのかな,と思います。 って,気を悪くしないでね。(^^;>1年生のみなさん

その後は駒祭の準備に入っていくわけですが, 前号に詳細があるのではしょります。 今年の駒祭は展示作品制作に使用された 言語の多彩ぶりが印象的だと誰かが言ってました。 確かにC++にしてもVC++だけでなく,C++Builderを 使う人(かなり自明)がいたり, その他Java,JavaScript,Perl4,Perl5, さらに,きわめつけのScheme(笑)。 駒祭当日はあまりビラ配りをしている人が いなかったのがちょっと残念。 個人的には akie ちゃんしか見ていないし。 サークルオリの時もすすんで 配っているのはあぶらさんしか いなかった気がするしなぁ。 内輪で盛り上がるのもいいけど, それだけにならないように注意しないとですね。

いや〜,こうやって思い返すと いろんなことがあったもんです 。2 駒祭をもって部長としての仕事はおしまいと なるわけですが,一応TSGerとしての 日々はあと4年ちょいは送る予定なので, これからもよろしくお願いします。 部長の仕事にも慣れてきた所ですが, 名誉職についてしまって これが5年とかにならないように 副部長ともども注意したいもんです。(激ぉ

そして最後に, 今年のメンバーそれぞれに感謝の言葉を。

akieちゃん 駒祭でいきなりTSGerになり, コンパ委員として激務の日々に叩き込まれましたが, 駒祭では2年連続ドロちゃん賞を獲得するなど, イベントの際の頑張りは素晴らしかったです。 コーヒーの差し入れ・シチューの炊き出しなどは 伝説となるでしょう(笑)。
「ふぐー」

ItaO いつの間にか合宿担当になってしまったようで。 特に夏合宿はお疲れ様でした。
「カップ麺禁止」

TACT 情報棟活用分科会や 駒祭時の機材運搬など, 背負い込んでしまった仕事も手抜きをせずに こなしたのは素晴らしかったっす。
「Java癈っていい響きだよねー」

厄年。それにつきる。 けど,そんな中の任期末の部報ラッシュはすごかった。 後代に見られても恥ずかしくような紙面を 心がけているのがよく分かりました。
「10個上の(以下自粛」

井野くん 305ではあまり姿を見かけません でしたが,2度の駒祭での運営委員等での仕事では 頑張ってくれました。さすが庶務。 個人的には駒祭前後の分のノートを貸してくれたのが ありがたかった。3 (ぉ

エビちゃん コンパ委員として akie ちゃんと連携して 主に裏方の仕事をこましてくれました。 やっぱりコンパ委員はたいへん。
「うひ」

おおくぼ 駒祭総決起コンパでの公約を果たし, 短期間の開発期間にも関わらず 見事に駒祭当日に展示作品を納入したのが印象的。
「Borland」

さいとう 今年の駒祭から徐々に頭角を表わし, ドメイン取得計画などで中心役を果たしました。 最近の猿化ぶりからいって来年の活躍は必至でしょう。
「新・駒場生筆頭」

高野商店支店ちゃん コンパ委員としての 仕事の他に,TSGの新ロゴ製作などもやっていました。
「ふふふふふ〜(はーと)」

ぱらぐらふ ml-tsgの管理なども含めて 多岐に渡るライブラリアンとしての仕事をこなしました。 裏ライブラリアンとしての仕事ぶりも素晴らしいものでした。 何でも3日で仕上げる開発能力もお見事。
「な,にー」

ひできさん 影のライブラリアンとしての仕事ぶりと 新しいゲームへの適応能力の高さは賞賛に値します。 某スタートアップの動画ファイルは 新入生の目に焼き付いたことでしょう。
「これは ひどい」

わいりー 305常駐率も高く, りもーな部長とのパイプ役は助かりました。 副部長としてのサポート役,ありがたう。
「ぐはっつ」

みなさん,お疲れ様でした。 僕はいろんな仕事で執行部のメンバーをはじめとして いろんな人に助けてもらったので, 結構楽をさせてもらいました。 どうもありがとう。

でも,仕事を分散させたからには マネジメントの部分をしっかりやらないと 元も子もないのだけれど, そこがうまくいっていなかったのが最大の反省点ですね。

次の代の執行部も仲良くやっていって下さい。


1. なぜかギャラも含まれていたりする(笑)。
2. 個人的にはわいりーLef さんに,Italk上で原稿を書いてもらったのが印象深い思い出ですね。(ぉ
3. 2人とも同じ工学部応用物理部門。

今野 俊一 (こんの, knn) <toknn@ijk.com>, <knn@ebony.plala.or.jp>
東京大学 工学部 計数工学科(内定), TSG(理論科学グループ)